みなさんこんばんは。
前回のブログでご紹介させていただきました「似て非なるもの 」。
(前回のブログ はZENITH|名作を味わう ① こちらからご覧ください)
比べていたモデルは
クロノマスター パワーリザーブ (生産終了)
03.2080.4021/01.C494
¥925,000+税
36'000VPH
03.2040.400/69.C494
¥800,000+税
どちらもクロノグラフモデルで、サイズもほとんど変わりません。
一見して似ているモデルかもしれませんが、
細部に散りばめられた個性を見ると、
あるときから「完全なる別物 」 に感じられます(笑)
細部に宿る個性を楽しんでいくうちに「同じようなモデル 」という第一印象が変わる
こんな逆転するような感動が時計にはあるんですよね~♪
クロノマスターパワーリザーブ
36'000VPH
3時→6時→9時 の順に、
30分計、12時間計、秒針。
いわゆる「横目 」 のオーソドックスなレイアウトを持つ「36'000VPH 」。
6時のインデックス位置にデイトもありますね♪
一方で独創的なレイアウトのクロノマスター。
3時→6時→9時 の順に、
30分計、パワーリザーブ、秒針。
細かいデザインを見ていくと、
円形、扇形、円形×3(オープン)のかなり変った意匠です。
デザイン上、左右対称的なデザインは視認性を高めます。
だからこのクロノマスターパワーリザーブも、
別の機能(クロノグラフ計、パワーリザーブ、秒針)を配置するときに、
左右対称になるようなデザインであったなら、
もっとまとまった印象になっていたかもしれません。
が、独特のこの配置。
再三言っちゃいますが、
3時→6時→9時 の順に、円形、扇形、円形×3(オープン)。
機能は別々。クセになります。
目が慣れると、実は使いやすいレイアウトなのかもしれませんね。
実物をご覧いただくと、
この芸術的というべきデザインに「時間 」 を忘れます(笑)
ぜひお気軽にお出掛け下さいませ。