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取締役 BLOG

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技術革新は必要と情熱

宮本 泰成

スイス・ラショードフォンにある「国際時計博物館」が所蔵するロレックス社のディープシーの元祖がこちら。

 

もともとは海洋調査会社の潜水艇に随行する道具として作られましたが、
ひょっとすると誕生の真の理由はほかにあったのかも知れません。
それはメーカーの誇示、ようするに、
「メーカーとして極限まで追求したモノ作りをしたい」
という情熱がこの時計を誕生させたのかも知れないと思うからです。
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防水スペックが1万メートル以上。
この性能が1950年代(およそ70年前)にすでに実現していたのですから
まさに凄い技術だと感服します。
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国際時計博物館の正面入り口。
決して「腕時計」の博物館ではなく、
実に「広く捉えた時計」を見ることが出来る博物館です。
腕時計はむしろほんの一部で、
言ってみれば「時を計るもの」の歴史的資料が展示されている場所といったところです。
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日時計や水時計に始まり原子時計まで。
タイムカードや変わったものとしては、
木の切り株(年輪で時を数える)なんてものもありました。
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ディープシーはそんな歴史的資料のひとつとして展示されていたという事になりますね。
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ここ数日のあいだ、
ネットやSNSで新しいシードゥエラーの話題が飛び交っていたので
以前(2016年のこと)、この博物館を訪問したことを思い出しました。
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ちなみに、弊社で取り扱うIWCのインヂュニアも、
アンチマグネティックウォッチ(耐磁時計)として
ここに堂々と鎮座していたことをご紹介いたします。
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IWCはパイロットウォッチやこのインヂュニアの開発で、
耐磁時計の代名詞になったと言っても過言ではないブランドだと思いますので、
これもまた、時計界にとってひとつの歴史的資料と言えるのでしょう。
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