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良い時計の定義

宮本 泰成

良い時計…

 

 

 

たとえば時計を「道具」として捉えている人が居たとして。

 

わたしはもちろん、どちらかと言えば賛成派なのですが、

 

本当に100パーセント道具としてだけ見ているか、というと疑問です。

 

 

 

精確さ、着け心地、デザイン、ファッション、耐久性…

 

何を重視するか、何は許せないか、はそのままその人の個性へと繋がるから面白い。

 

なにかひとつに特化しているのも(たとえバランスが悪くても)、好きだし、

 

いろいろな要素がうまく融合されていて素晴らしい時計、というのもあると感じています。

 

またそういった自分の中で培った価値基準が、時とともに変化していっても良いでしょう。

 

(良いでしょう、というかそこが楽しいところだと思います。)

 

 

 

 

 

 

話をもとに戻し…

 

道具には、その使命を全うしようとする過程で「愛着」という領域がありますから、

 

その時点で、性能やスペックそのものだけのジャッヂでは語れない世界のモノになっています。

 

 

 

 

 

「良い時計の定義」…  

 

なんて偉そうなことは言えませんが、

 

まず、時計で愉しむこと、ワクワクすること、

 

この辺に行きつくんだと思っております。

 

 

 

 

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