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取締役 BLOG

IWC

IWC|アニュアルカレンダーの疑問について

宮本 泰成

SIHHにて発表されたIWCのまったく新しいムーブメントということで、

 

大きく注目を浴びているアニュアルカレンダーcal.52850ですが。

 

 

 

 

「12時位置の3つの窓枠デジタル表示板は同一の高さのか?」

 

 

という疑問をお持ちの方がをちらほらいるようですが、

 

結果から言いますと、

 

月表示と曜日表示は同じ高さで、デイトだけ少し低いようですよ。

 

むき出しのムーブメント画像を見ると、文字の印字のされ方が工夫されています。

 

こういう風に(斜めに文字を)並べると、ディスクはとても小さくできます。

 

すなわち、「同じ高さにするための設計」に一役買うというわけですね。

 

 

 

 

時計は機械ですから、たとえば、こういう見た目に仕上げたい、

 

というような美的感覚が仮にあったとしても、

 

構造として成立しなければならないため、なみ大抵のことではないですね。

 

IWCは私たちの期待を裏切らない、魅力的な新キャリバーを作ってくれました。

 

 

 

2015020252850_calibre_front-back.c2365ea2cfd89d60d8d104a4893536cf.jpg

詳細を解説しているページはこちら 

 

 

 

 

220150202DSC_0400.jpg

ディスクへの陰影の付き方で、微かに高さの違いが分かると思います。

 

 

 

 

 

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