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スタッフ

レイルウェイ目盛り

宮本 泰成

 

 

 

クラシカルなスポーツクロノグラフです

 

RIMG7010.jpg

 PAM00213  パネライ・ルミノール 1950 ラトラパンテ   134万4000円(税込)

 

 

 

このモデルはクロノグラフの中でも非常に複雑な機構「ラトラパンテ」を積んでいます

 

ラトラパンテとはフランス語で「追いつく」というような意味があります

 

他に、まったく同じ機構を「スプリットセコンド」と呼ぶブランドもあれば、

 

「ドッペルクロノ」と呼ぶブランドもあります

 

どれも言葉は違いますが、それを指す機能は同じです

 

ちなみにスプリットセコンドは英語で、「割れる秒針」…

 

ドッペルクロノはドイツ語で、「ふたつ(ダブル)のクロノ」という意味です

 

この機構をもつ時計を見たことのある方であれば、

 

「ふたつ」 「割れる」 「追いつく」の意味はすぐにわかると思います

 

ネーミングってすごいですね〜  

 

シンプルにわかりやすい、的確ですね

 

 

 

では、どういう機能か… 

 

簡単に言うと、「 複数の時間を計測できる 」≒ 「 ラップタイムを計れる 」クロノグラフです

 

言葉にすれば簡単なことですが、これを機械式で実現するのは大変なことです

 

このへんは、ぜひご来店の際にご説明させていただければと思います …

 

 

 

 

 

RIMG7019.jpg

 

とてもクラシカルですね〜

 

基本的にパネライはクラシックだと思うのですが

 

このモデルはその中にあっても、さらにクラシカルな魅力があります

 

 

 

 

たとえば… こんなところ

RIMG7017.jpg

「レイルウェイ目盛り」

 

 

 

見ての通り、秒・分の経過を測る目盛りがレイルウェイになっています

 

古くから、エレガントな時計に多く見られるこの様式ですが、

 

デザインが複雑(繊細)になるクロノグラフの文字盤との相性をうまく生かしています

 

6時位置のインデックス「6」の夜光塗料が、こんもりと盛られたペイント感もクラシカルですね〜

 

 

 

 

絶妙です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ このモデルの生産自体はすでに終ってしまいましたが、その最終生産年に600本のみ作られたスペシャルな1本です。

  後継機がドーム風防をやめてしまったことを考えると、これは非常に貴重なモデルです。

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